秋田チームタイムトライアル。自分にとっては良くも悪くも一ヵ月半前くらい(あるいはもっと以前)からプレッシャーになっていた大会でした。
前日・金曜日は平常通り研究をして、夜行バスで秋田へ直行。睡眠不足と首から肩にかけての筋の痛みは否めないが、やれるだけのことをやるしかないと気合いを入れる。検車でDHバーがサドルより高かったため急造ポジションながら、ローラーと実走で微調整してスタートに並ぶ。今までのチームとしての練習はわずか90km。練習不足感は否めないもののとにかく全力を出し切ることが目標。
そしてスタート。事前の取り決め通り、よしのり→自分→石井ちゃん→塩沢の順で発射。直線に入ったところからよしのりの鬼引きからスタート。僕の持ち時間は25秒。前半は25秒ジャストくらいでまわしていこうと思っていたものの、序盤で遅れかけてローテに加わっていなかった塩沢が早くも終了。3人体制確定。しかし往路は追い風なので特に苦も無く速度を維持してローテーションできた。そして往路半分くらいで先発の明星をパス。次は慶応。前方に慶応のチームカーが見えるも距離を縮めることが難しい。
復路は当然向かい風。ギアを落として回転で持っていく。それでも速度は落ちてしまうが、とにかく一定ペースを維持するように頑張る。このあたりで石井ちゃんがキツいのか先頭時間が短くなる。石井ちゃんが先頭ひいてる間に僕は後ろにつかなければならないわけですが、後ろにつき切る前に石井ちゃんが下がりだし、よしのりが加速...といってもこんなことは練習で何度もあったことなので脚をできるだけ使わないようにダッシュして列を組みなおす。よしのりが先頭を長めに引いてくれていることもあって回復するには十分。
2周目往路になるといよいよ石井ちゃんがしんどそう&僕も膝の上あたりに違和感。爆発しないようにだましだまし走る。といっても走り方は変えない。変えたらペースが崩れるかもしれない。折り返しをすぎてからすぐ名産に抜かれる。が、ぶち抜いて行くわけではなく僕らの前を何となく走っている感じ。よしのりの指示で先頭を引く際は名産との間を少しでも縮めるべく少しペースを上げて牽引。復路は向かい風で往路とは走り方が違うので往路で怪しげな膝は気にせずに走ることができた。よしのりと僕でじわじわ名産との時間差を縮め、石井ちゃんもタイム差を維持するべく頑張ってくれたおかげで、S&F地点付近で追い抜くことに成功。
3周目。往路半分くらいでよしのりが後退。後で聞けばモストロTTで頭がサウナ状態だったとか。いままで長めに引いてくれていたし、石井ちゃんは2周目の様子を見る限りキツそう...ということで自分が長めに引く。もちろん自分程度の実力ではペースは下がってしまうが、その間に少しでも二人が回復すれば...と思っていたらまさかの石井ちゃん復活。といってもこれも後に聞いた話であって、僕は(たぶんよしのりも)無理だけはするなよと冷や冷やしていました。復活したなら復活したって言えよ!(笑)
そのまま復路に突入。多くのチームに抜かれながらもラスト10kmの看板。「10kmなら大井一周だ!」と自分に言い聞かせ、耐える。そこからが長い。大井ってこんなに長かったか!?と思いながらもスピードメーターと白線を交互に見る作業を繰り返す。このあたりから僕がペースを上げて、二人でそのペースを維持という感じでしたが、ペースは上げず先頭を引く時間を長くする作戦に変更。というか頭がぼーっとしてきて、もはや先頭交代から25秒を数えることもできないような状況だった。40~60秒を目安に先頭で耐える。石井ちゃんも負けじと長めに引く。
あと5km...。総力戦だ。もう誰が何秒何km/hで引いたかなんて関係ない。3人で協力してゴールまでの距離をひたすらに詰める。そしてついにラスト1km!先頭だった石井ちゃんが鬼引き開始。ラスト500mすこし手前くらいで先頭交代。このままゴールまでいってやる!という気持ちでひたすらに引く。今まで殺風景だった沿道にはちらほら人の姿が見え始める。見ず知らずの人が自分たちを応援してくれる。それだけで前に進む力になる。最後の最後、よしのりに先頭交代をするも、交代しきらない気がしたので、少しでもタイムを縮めるべく下がらず並走してのフィニッシュ...。
【記録】
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公式記録では2h17m50s(5sペナルティ)ave39.35km/hで26チーム中22位。
そのまま崩れるように学習院テントまで戻り、自転車から降り...られない。っていうか何もできない。座ることすらキツい。まさに全力を出し切ったレースだったと思う。今まで出場したレースの中で最も達成感のあるレースでした。応援やサポートのみんな、どうもありがとう。毎度の話ではありますが、本当に助かっています。そして、一緒に90kmがんばったメンバーのみんなにも感謝です。手元のメーターで平均39.8m/h。90kmを、いや単純に自分に割り当てられた20kmないし30kmでさえこれだけのスピードで走るなんて一人では到底できない話です。でも人数が集まればその実力の足し算ではなく、それ以上のものが出るんだということを改めて実感させられました。
...とここまでならなかなかうまくまとまったお話なんですが、この翌日個人TTがありました。なんていうか「Lを殺したところでデスノートは終わっておけばよかったのに」状態です。

よこお
↑レースレポすごいね
(文章力もすごいんだね!)
当日の様子がバシバシ伝わってきます!
TTT&個人TTお疲れ様でした。
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「Lを殺したところでデスノートは終わっておけばよかったのに」
状態
たしかに・・
わたみん
ただ単に文章をまとめる能力が無いだけといううわさが…(汗)
L倒してからのことはあんまり印象に残らないですよね(笑)